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【苫小牧高専向け】学科内サーバーで最新版のRubyを使う

この記事は、苫小牧高専 ソフトウェアテクノロジー部向けの資料です。
それ以外の人でも普通に使えそうな記事なので、せっかくだし公開しておこうと思います。

はじめに

こんにちは。情報工学科4年 ソフトウェアテクノロジー部のmktakuyaです。
長らく技術系な記事を書いていなかったのでまた書いていきたいと思います。

苫小牧高専 情報工学科の学科内サーバーに入っているRubyのバージョンは1.8.7と古く、またgemやirbといった基本的なコマンドすら入っていないため、Rubyを使ったプログラミングをする上でかなり不便です。
僕達学生ユーザには新しくパッケージをインストールしたりアップデートしたりする権限が与えられていないので、システムのRubyのバージョンを上げることができません。

そこで、自分のホームディレクトリに最新版のRuby(2015/06/18時点で2.2.2)をインストールして使う方法を紹介します。

(学内向け)
Rubyのバージョンやユーザ名などは各自で適宜読み替えてください。
基本的には、 /home/student/入学年度/学籍番号 が自分のホームディレクトリなはずです。
わからないことがあれば助けに行くので、J4向平まで連絡ください。

環境

僕が試した環境: 苫小牧高専 情報工学科 学科内LANにあるjocalc1及びjocalc2

まぁ、普通にUbuntuとかCentOSとか、LinuxならOKだと思う。

手順

Ruby本体をダウンロードする

まず、https://www.ruby-lang.org/ja/downloads/からRuby本体をダウンロードします。

リンク先の "ソースコードからRubyをダウンロードする" から、最新の安定版をダウンロードして、自分のホームディレクトリに保存してください。

(学内向け) ホームディレクトリは、エクスプローラーのネットワークドライブからjocalc1を開いてすぐのところです。

もし、学科内LANから外部に出られない場合は、http://www/~mt12340/files/softechに置いておくのでそこからダウンロードしてください。

Rubyをインストールする

次に、Rubyをインストールします。
TeraTermでjocalc1に接続して、以下のコマンドを実行してください。

$ cd ~/
$ mkdir -p ~/local
$ tar zxvf ruby-2.2.2.tar.gz
$ cd ruby-2.2.2
$ ./configure -prefix=$HOME/local
$ make
$ make install

make や make install にかなり時間がかかりますが、根気よく待ちましょう。

インストールが成功したことを確認する

make installが終わったら、正常にインストールできているかどうか確認します。

$ /home/student/j12/mt12340/local/bin/ruby -v

を実行して、Rubyのバージョンが出力されればインストール成功です。

PATHの設定をする

現状だと、最新版のRubyを使うためには絶対パスでいちいち

$ /home/student/j12/mt12340/local/bin/ruby file_name.rb

としなければなりません。

めんどうなので、PATHの設定をします。

$ echo "export PATH=$HOME/local/bin:$PATH" >> ~/.bashrc

これで $HOME/local/bin にPATHが通るので、次回からは

ruby file_name.rb

で最新版のRubyが使えるようになります。

irbやgemなどのコマンドも使えるようになっているはずです。

おわりに

以上が、学科内サーバーで最新版のRubyを使う方法です。
最新版のRubyで快適な放課後コーディングタイムを送りましょう。

gemを入れたりする方法はまたの機会に書きます。